外国籍の訪問者はオーストラリアへ渡航する際にはビザが必要です。日本およびその他の申請適格国の渡航者はオンライン電子渡航許可(ETA)システムで申請することができます。
短期滞在者にとって、ETAは 迅速かつ便利 な申請方法です。Kankou Australiaによる申請は迅速で、2日間で申請許可が下ります。
このページでは、ETAに関する重要な情報が記載されています。 ETAの内容、使用方法、オーストラリアへの渡航ビザが適正なものかどうかご確認ください。
ETAS (サブクラス 601)とは?
オーストラリアETA (電子渡航許可)サブクラス601は 短期滞在者向けの許可証です。
ETAで申請すれば、日本人渡航者やその他の適格渡航者は観光、知人・家族の訪問、出張・業務の目的でオーストラリアを訪問することができます。
ETAは従来のオーストラリア・ビザと同じではありません。完全電子化されたこのETAは、迅速かつ簡単な方法で渡航の許可を得ることができます。
オーストラリアETAの対象者とは?
ETA申請でオーストラリアを訪問できるのは 30ヶ国以上 でパスポート保有者です。以下に、ETA適格国を列記します。
- アイスランド
- アイルランド
- アメリカ合衆国
- アンドラ公国
- イギリス
- イタリア
- オーストリア
- オランダ
- カナダ
- ギリシャ
- サンマリノ共和国
- シンガポール
- スイス
- スウェーデン
- スペイン
- デンマーク
- ドイツ
- ノルウェー
- バチカン市国
- フィンランド
- フランス
- ブルネイ
- ベルギー
- ポルトガル
- マルタ
- マレーシア
- モナコ
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
- 韓国
- 香港
- 台湾*
- 日本
(*)公式外交パスポートは除く
欧州諸国の方はオーストラリアのeVisitor (サブクラス 651)を取得できますが、 日本国籍の方はできません。日本国籍の渡航者がオーストラリアを訪問する際にはETAが必要となります。
航空機でオースラリアに寄るか、クルーズ船の入港先としてオースラリアに寄る場合でもETA必要です。
オースラリアETAの重要ポイント
オースラリアETAを取得すれば、下記の目的で訪問することができます。
ETAは1年間有効で、その間であれば複数回訪問することができます。ただし、オースラリア1回の入国での滞在期間は 最長で3ヶ月です。
ETAを 申請する際にはオーストラリア国外にいる こと、またその他の資格要件を満たしていなければなりません。
ETAは渡航の要件ですが、入国を 保証するものではありません。オーストラリアに到着後、入国できるがどうかはオーストラリア国境警備隊が最終的に決定します。
オーストラリアに旅行する方向けの費用保護サービス
オプションの費用保護サービスを利用して、安心してご旅行の計画を立てましょう。
これにより、体調不良、フライトのキャンセル、その他避けられない状況により渡航できない場合、ETA(イータ)の全額返金を受けることができます。
このサービスは、お支払い後最長120日間有効です。費用保護をご希望の場合、お支払いいただく際にチェックボックスにチェックを入れて追加してください。
ETASの申請方法は?
オーストラリアETAの手続きは以下の3つのステップに従ってください。
ステップ 1:オンライン申請
申請者情報の提出: Kankou Australia申請書に必要事項を入力してください。個人情報、パスポート情報、オーストラリア訪問の理由を入力してください。
必要書類: ETA申請では、従来のオーストラ・ビザに比べて必要書類が少なくなっています。保有されているパスポートが6ヶ月以上有効かどうかご確認ください。
ステップ 2:ETA許可と紐づけ
許可の処理: 申請書が提出されると、申請書は審査と処理のために転送されます。ほとんどのETA申請は2日以内で処理が完了します。
紐づけ: 許可されたETAは電子的にパスポート番号に紐づけされます。航空会社やオーストラリア国境警備隊はETAのステータスにアクセスします。
ステップ 3:渡航とオーストラリアへの入国
渡航の準備: 許可されたETAがあれば、オースラリアへの渡航を予定することができます。ETAは12ヶ月間有効で、その間であれば最長3ヶ月間の滞在を複数回行うことができます。
オーストラリアへの到着:到着しましたら、パスポートをオーストラリア国境警備隊に提示してください。国境警備隊は電子機器でETAをチェックします。
オーストラリアETAと従来のオーストラリア・ビザの違い
短期滞在者にとって、オーストラリアETAは従来のオーストラリア・ビザに比べてより簡単な手続となっています。以下のような違いがあります。
申請と処理 ETAは従来のビザに比べてより迅速かつ簡単な申請手続となっています。ETA 申請の処理は100%オンラインで行われ、 その処理もより迅速になっています。
Kankou Australiaで申請を行ったオーストラリアETAは通常、2日以内に処理が完了します。他のオーストラリア・ビザ申請の場合は、処理に数週間かかることもあります。
必要書類と情報
オーストラリアETAを申請するには、オンラインフォームに基本情報を入力する必要があります。ほとんどの場合、追加書類を提出する必要はありません。
学習、業務、長期滞在のビザを申請する場合は、付属書類が必要になります。このほか、渡航に関してより詳細な情報も提出する必要があります。
渡航目的と滞在期間
短期滞在(最長3ヶ月)のETAは主に観光、出張・業務、短期留学用のものです。
従来のビザは、長期留学、出張・業務、永住を目的とする方を対象としています。滞在の期間はビザの種別によって異なります。
処理手数料
オーストラリアETAは概して、他のオーストラリア・ビザに比べて処理手数料は安いです。
オーストラリアETAでは複数回の訪問が可能で、訪問の度に申請手数料を払う必要はありませんので訪問者にとっては費用対効果の良い手続きになっています。
オーストラリア・ビザの正しい選び方
オーストラリアへの渡航で必要なビザが不明な場合は、このチェックリストを使用してください。
下記の質問への回答が「はい」の場合は、Kankou AustraliaでETAを申請することができます。
質問のいずれかに「いいえ」と回答した場合、別の種別のオースラリア・ビザが必要となります。渡航の目的をよく確認し、渡航する前に余裕をもって申請してください。—従来のビザ申請処理はより複雑なものとなっています。
日本人向けの大使館登録
弊社サービスを通じてオーストラリアETA(イータ)を新生する場合、日本国民は日本大使館への登録を選択することができます。
この追加のサービスを利用するには、ETAの申請時に登録ボックスにチェックを入れてください。その他のフォームの記入は必要ありません。
大使館への登録の利点は次のとおりです。
- 追加の旅行に関するアドバイス:登録した日本国民は、オーストラリアに関する**重要な安全上ならびに旅行についてのアドバイス**を記載したEメールを受け取ります。この情報は、安全を確保し、滞在中に情報に基づく決定を行うのに役立ちます。
- 緊急時の支援:オーストラリアでの滞在中に緊急事態が発生した場合、日本大使館が登録国民に連絡を速やかにとり、**支援を提供する**ことが可能です。
オーストラリアETA(電子渡航許可)についてのよくあるご質問
オーストラリアETAの有効期間は? Toggle faqs
オーストラリアETAは発行日から 12ヶ月間 有効です。この期間内であれば、最長3ヶ月間の滞在を複数回行うことができます。
ETAの期間を延長することはできませんが、現在のETAが期限切れになったときは、新たにETAを申請することができます。
オーストラリアETAは空港で取得できますか? Toggle faqs
いいえ オーストラリアETAは空港では取得できません。ETA申請は出発する前に行う 必要があります。
航空会社は、渡航される前に有効なETAを保有しているかどうか確認します。ETAの許可証がない航空機に搭乗できません。
オーストラリアETAの許可にかかる時間はどれくらいですか? Toggle faqs
オーストラリアETAの手続処理は迅速に行われます。Kankou Australiaを通じて提出された申請はほとんど 2日以内で許可が下りています。
なお、不測の事態による遅れや必要な情報が後から要求される場合があるので、予定渡航日の数日前のなるべく早く申請した方がよいでしょう。
オーストラリアETAの有効期間がまもなく期限切れになります。 どのようにすればよいのでしょうか? Toggle faqs
オーストラリア国外に居て、ETAがまもなく期限切れになる場合は、ETAを新たに申請してください。 再度12ヶ月間有効のETAを申請するときは、Kankou Australiaのオンライン申請で前回同様に手続きをしてください。
オーストラリアに居て、ETAがまもなく期限切れになる場合は、期限切れになる前にオーストラリアを退出して、別の種別のビザを取得してください。長期滞在ビザの種別と申請方法について不明な点がある場合は、オーストラリアにある各国大使館にご連絡ください。
期限切れのETAでは、オーストラリアに滞在することはできません。